カフェ兄さんアイタロー

カフェ兄さんのアイタローです!

昨日詐欺師に会いました NO7

 

こんにちは。

 

アイタローです。

 

前回の続きではないのですが昨日面白い事があったので話したいと思います。

 

 

タイトルにもありますが

 

昨日詐欺師に会いました。

 

 

結果から言うと面白くないので最初から話していきます。

 

 

僕は昨日昼から勤務してました。

仕事は前もブログに書いた通りカフェで働いています。

 

勤務時間にもよるのですが休憩があって夕方くらいにお昼ご飯を食べるため事務所にいました。

 

そしたらフロアにいるホールの女性社員1人が「今大丈夫ですか?下に来て頂きたいです。」と呼び出されました。

 

休憩でタバコを吸っていたのでとりあえずインカムで状況を聞くと

 

 

「土曜の昼頃に来てチーズのパスタとトマトソースパスタを注文してチーズのパスタに髪の毛が入っていた。それを今日直接言いに来た」

 

 

と、この時点で

 

 

いやいや、昨日(土曜)問題があったのに今日(日曜)言いに来るってやばいやろ

 

と既に疑っていました。

 

なので

 

パソコンで昨日の売り上げデータからレシートを検索し

 

その時間帯に本当にオーダーが入ってるか

 

を調べました。

すると案の定そんなオーダー1件も無いんですよね〜(笑)

 

コロナウイルスの影響により売上もダウンしてる状況ですので皮肉にも調べるのは簡単でした。

 

社長もいましたが社長のお客様が来店してて手が離せないからかわりに対応して欲しいと頼まれてかわりに対応することになりました。

 

何はともあれ、そもそもオーダー入ってないし詐欺だと思いその男性の元へと向かいました。

 

 

その人を人目見てもうほぼ確信しました。

 

見た目からして絶対に嘘じゃん 

 

 

失礼ですがもう見た目からして絶対嘘だと思いました。

クロックス、パジャマみたいな上下、なんかよくわからないパーカーを腰に巻いてるプータロー顔の人はこの店入らねえよ!!

失礼ですけれども。

 

まぁまぁ話だけでも聞いてみよ〜と思い

名刺を渡して

 

「お待たせしました。すみませんがお話をもう一度整理させて頂いてもよろしいですか?」

 

と聞くと

 

「あぁ、あんたが上の人ですか?昨日チーズのパスタとクリームパスタを食べたねんけどチーズパスタに髪の毛が入っててね。クレームじゃ無いんだけどおたくの店はどうするのと思って来たねん」

と。

 

(まてまて、さっきインカムで聞いた時チーズパスタとトマトソースパスタって言ってたやん。

まぁええわ続きを聞こう)

 

と思いましたが

 

 

「申し訳ございません。では何時ごろに、どのお席で、注文された料理の詳細(セットで注文してたらその)、その時現場にいたスタッフ等覚えてること全部教えて頂けますか?似たような件で詐欺があってうちの店も過去に被害受けてるので警察からこうするようにと指導を受けてるので協力願います。」

 

と聞くと

まず席はうろ覚え。

時間もランチの時間でそこまで覚えていない。

料理はチーズパスタとクリームパスタ。(初めはトマトソースパスタと言ってた)

セットのドリンクはアイスコーヒーとアイスティー

 

……もう覚えてないとかアウト。

 

 

そろそろ嘘を暴いていこうと思ったので

【ここからはやりとりを書きます】

 

僕:「昨日の事ですが席や時間を覚えていないのですか?」

 

男:「昨日のことだけどその後飲みにいったから忘れた」

 

僕:「ではセットを頼まれたと言ってましたがスープの味や見た目は覚えてますか?」

 

男:「味と見た目は説明しづらい」

 

僕:「確かにニンジンのスープは分かりづらいですけどオレンジ色は流石に分かりましたよね?」

 

男:「オレンジは分かりましたけど、そっかぁニンジンやったかぁ」

 

僕:「まぁ、クリームスープで白色ですけどね。ではセットのドリンクはアイスコーヒーとアイスティーでしたがミルクやフレッシュは貰いましたか?」

 

男:「すみません覚えてなくて申し訳ないです。貰いました。」

 

僕:「白い灯器の入れ物ですか?」

 

男:「確かそんな感じの小さいやつです」

 

僕:「白い灯器の入れ物はドリンクでは使っていません。」

 

男:「小さかったから覚えてませんでした。すみません」

 

僕:「ドリンクは氷は入ってましたよね?」

 

男:「確か入っていたと思います。」

 

僕:「当店のアイスコーヒーとアイスティーは氷は使用しません。薄まってしまうと味が変わるので氷を入れないので当店では初めのメニュー説明時に説明しています。(作り話)

 

男:「すみません。多分入っていませんでしたが覚えていませんでした」

 

 

 

 

とほんとにカマをかければかけるほど見事に引っ掛かりもう呆れてきまして

 

僕:「そもそも、こんなご時世でお客様も少なく、ぼく昨日オープンからずっと現場にいましたけど貴方みたいな人は見ていませんし、今レシートの記録を見ても似たようなオーダーですら入っていません。

なんなら今の様子でも監視カメラに映ってるので嘘をついてもすぐ分かります。」

 

ここまで話すと急に

 

「この後仕事があって今から急ぎで行くからもういいので帰ります」

 

と言い始めたので引き止めて

 

入り口に座っていた社長(たまたま社長のお客様が来店してて3人で席にかけていた。インカムを初めから聞いていて知り合いが店に来て手が離せないからかわりに行ってきて欲しいと頼まれて代わりに僕が対応してる状態)

 

に、話を整理してどうするかを相談しました。

 

話をずっと聞いてた社長が僕と交代し対応し始め、とりあえず

 

身分証明書、携帯電話番号の提示

 

 

を求めて本人が許可したため僕は電話番号をその場でかけて確認しコピーをとりに行きました。

 

 

社長も呆れて少し怒り気味に

 

「ふざけたことしてるんじゃないよ」

 

と男にいい社長に警察に通報するかを聞くと

 

「もうこの人は店に来ないから大丈夫。過去にも何回かこんなんがあって。いい経験になったな」

 

 

と警察には通報しませんでした。

 

ちなみに男は社長と話している時ずっと弱腰で「すみません、申し訳ありません」と謎に謝ってました。

 

 

 

とまぁ結局社長と僕で店から追い出して終わったのですが

まず思ったのが

 

…なんやこの時間。

詐欺に向いてなさすぎる。

少しは調べて来いよ。

 

 

まず話しててほんとに噛み合わない。

初め挨拶した時とカマにかかったときで態度が違いすぎる。

もうなんか全てが愚かで惨めでした。

 

そんなんで騙されるわけ無い。

 

 

しかし実際過去にもあったと聞いていたのでそれでお金を出してしまう店もあるだろうからこういう人達はまだ存在してるんだなと思いました。

 

 

僕も過去の事例を聞いて無かったら履歴とか調べる事すら頭に無かったかもしれませんし、今回はたまたま運が良かったのかもしれません。

 

初めから

 

「悪いことしてる人に意地悪してもそれは悪では無いだろう」

 

と思っていたので質問も初めから作り話しか話さずそれに乗ってきたら嘘ですがという僕の性格も功を奏しました。

 

 

とりあえず飲食店で働いてる人はそんなびっくりするような人も実際にいたので気をつけて下さい。

 

 

 

 

長くなりましたが見て頂きましてありがとうございました。

 

次回は前回の続きからです!